竹下登という男が総理大臣になったのは1987年11月6日です。
その同じ月(11月29日)に大韓航空機が空中で爆破される事件が起きました。
犯人は日本の偽造パスポートを所持していた北朝鮮の工作員でした。
在バーレーン日本大使館の大使館員が機転を利かして工作員を逮捕する
ことに成功したが、ひとつ間違えれば日本人が爆破犯人ということで
例によって日本人に対する汚名が着せられ、永久に謝罪だの賠償だの
という騒ぎになっていたことだろう。
逮捕された金賢姫から北朝鮮によって拉致されていた日本人の情報が
もたらされ、翌年の3月には梶山静六国家公安委員長が衆議院予算委員会で、
「北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚」と発言するに至ります。
ところが竹下という馬鹿は北朝鮮に抗議したり、拉致被害者の返還を要請したり
することはなく、逆にそれから1年後の89年3月に、社会党の村山富一の
質問に答える形で突然、北朝鮮との国交回復に前向きな姿勢を見せたのです。
まともな国家であれば絶対にありえないような馬鹿げた対応です。
日本人を拉致しただけでなく、日本に濡れ衣を着せて重大な国際的損失を
及ぼそうとした相手に抗議するでもなく、国交回復を言い出すなど、外交の
なんたるかを理解しないアホとしか言いようがありません。
こんな男が日本の総理大臣をやり、金丸という男とグルになって日本の政治を
牛耳っていたのですから、日本の外交が崩壊するのは当たり前だww