自民党幹部らから14日、夏の参院選山形選挙区を巡り、2022年度予算に賛成した国民民主党現職へ配慮し、擁立を見送る方向の党選対の対応に関し発言が相次いだ。森山裕総務会長代行は東京都内で記者団に「間違っても野党候補を自民が応援した歴史はない。候補者を立てないのは異常だ」と批判した。

 森山氏は森山派会合でも「しっかりけじめをつけておかないと、全国の選挙でおかしなことになる」と再考を求めた。二階派の小倉将信青年局長は遠藤利明選対委員長と面会し「青年局でも擁立すべきだとの意見がある」と伝えた。

共同通信
2022/4/14 19:04
https://nordot.app/887277507665674240