公明党の衆議院議員だった遠山元財務副大臣が、貸金業法違反の罪に問われている事件の初公判で起訴内容を認め、陳謝したことについて、公明党の山口代表は、本人の反省は当然だとしたうえで、党として再発防止を徹底し、信頼回復に取り組む考えを重ねて示しました。

公明党の衆議院議員だった遠山元財務副大臣は、日本政策金融公庫の新型コロナ対策の特別融資を違法に仲介したなどとして、貸金業法違反の罪に問われていて14日の初公判で起訴内容を認め陳謝しました。

これについて公明党の山口代表は政府与党連絡会議のあと記者団に対し「本人が政治の信頼を損なったことに深く反省の意を述べたと報道されているが、当然のことだ。まだ司法プロセスの途上にあるので、これ以上のコメントは控えたい」と述べました。

そのうえで「失った信頼をしっかり回復するため、再発防止策を徹底し、国民の信頼を取り戻したいと強く決意している」と述べました。

NHKニュース
2022年2月15日 15時41分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220215/k10013484961000.html