AI橋下クローン、岸田首相を「大好き」と
https://www.fnn.jp/articles/-/296118

2022年1月9日 日曜 午後3:56

岸田文雄首相は9日、フジテレビ系『日曜報道THE PRIME』(日曜午前7時30分)に出演し、科学技術立国に向け、政権の成長戦略の柱の一つ、人工知能(AI)の研究開発に大胆に予算配分していく考えを改めて強調した。

番組には、レギュラーコメンテーターの橋下徹氏(弁護士、元大阪府知事、元大阪市長)本人と、AIを活用して生成した橋下氏のデジタルクローンが登場。岸田首相とAI橋下クローンが会話をした。

番組サイドから簡潔な質問をするよう求められた岸田首相が「私のことは好きですか」と尋ねると、AI橋下クローンは真面目な表情のまま「大好きです」と応え、出演者の笑いを誘った。

橋下氏のデジタルクローンは、ITベンチャーの株式会社オルツが生成。番組の過去の放送での橋下氏の発言や、氏のブログ、著書などを読み込ませた。本物そっくりの完成までに本来は3カ月程度の学習期間が必要だが、番組に登場した橋下クローンは、生成開始からおよそ1週間しか経っておらず、完成度としては5%程度だという。それでも、岸田首相や梅津弥英子キャスターが話しかけると、一定レベルの会話が成立した。今後も自ら学習を続け、さらに本物の橋下氏そっくりのレベルにまで近づくことは可能だという。

以下、番組での主なやりとり。

(略)

梅津キャスター:
そして、レギュラーコメンテーターの橋下徹さん、そして、デジタルクローンの橋下さん。2人の橋下さんが今日はスタジオにいるということになるわけですが、改めまして、このデジタルクローンの橋下さんは、日曜報道の放送やユーチューブの動画、橋下さんのメールマガジンや書籍などを1週間学習してきました。放送に対応するということで、ツイッターはちょっとやめておきました。

松山キャスター:
過激な表現が多いから。

梅津キャスター:
本来ならば3カ月程度学習に要するということなのですが、1週間ということで完成度としてはまだ5%程度。ただ、5%でこれだけ受け答えすることができます。AIの橋下さんは、簡単な質問に答えるということで、岸田総理、何かAI橋下さんに聞いてみたいことがありますか。

岸田首相:
私のことは好きですか。

梅津キャスター:
ちょっとドキドキしますよね。どんな答えか。

橋下デジタルクローン:
はい、大好きです。さすが総裁選でも話題になっていました通り、あの美酒爛熟のワイン築き上げている様子などはテレビ番組的には全くダメで、批判の嵐でしたけどね。

梅津キャスター:
ちょっと(発言の)後半はあれですけれども…。

松山キャスター:
褒めているのか、けなしているのかよくわからないですね。

岸田首相:
いやいや、最初が大事です、最初が。

(略)

松山キャスター:
岸田政権はAIを成長戦略の重要な柱の一つとして掲げていますが、今後、こういうAIの技術をどのように発展させていきたいと考えていますか。

岸田首相:
そうですね、AIは、例えば、自動運転や遠隔医療などさまざまな分野で大きな役割を果してくれる。これからの戦略の柱として、国としても国家戦略をしっかり立てて進めなければいけない分野だと思っています。ぜひ予算もしっかり用意してAI分野をしっかり押し上げていきたい。


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