共産、参院選候補の擁立開始 国民民主に疑念「共闘の意思あるのか」
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横山翼
2021/12/27 20:00

 共産党は27日、来夏の参院選の1人区での予定候補者を初めて発表した。記者会見した小池晃書記局長は、立憲民主党と正式な政党間協議が始まっていないことを明らかにし、「政党本部間での合意ができないとこの(擁立)作業に入れないとなると、党としての1人区での取り組みが遅れてしまいかねない」と述べた。

この日、発表されたのは鹿児島選挙区に擁立する党県書記長の山口広延氏(46)。小池氏は「これからも1人区での候補者の擁立の発表を進めていきたい。同時に立憲とは話し合いもしっかり行い、(野党)統一候補にしていくような努力をしていきたい」と語った。

 共産は議席を減らした10月の衆院選の総括で、「共闘態勢の構築が選挙間際まで遅れたことは大きな反省点」(志位和夫委員長)と指摘している。立憲執行部との間で野党共闘に向けた協議が始まらないなか、「うちが出すことで野党統一候補の協議を促進させたい」(共産党幹部)との狙いがあるという。

一方、小池氏は日本維新の会や都民ファーストの会との連携を模索する国民民主党について、「憲法審査会で審議を促進するような役割を果たしつつある。そもそも、わが党と共闘する意思があるんだろうかということについては、疑問に持たざるを得ないような面もある」と指摘。「(候補者一本化の)対象になるか、慎重に見極めていきたい」と述べた。

(略)

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