日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は2日、国民民主党の玉木雄一郎代表が維新との連携に意欲を示していることについて、「勝手に言及されても困る。政党の足し算をする気持ちは全くない」と否定的な考えを示した。大阪市内で記者団の取材に答えた。

 維新は衆院選で躍進し、41議席を確保した。両党の衆院議席を合わせると52人になり、予算措置を伴う議員立法を提出できる50人を超える。松井氏は国会議員の給与を2割削減する法案を提出する考えを示した上で、「協力できるところは協力していきたい」とも述べた。【野田樹】

毎日新聞
2021/11/2 18:30
https://mainichi.jp/articles/20211102/k00/00m/010/170000c