立憲民主、共産、国民民主の野党3党の国対委員長は14日午前、国会内で会談し、政府が酒類提供停止に応じない飲食店に関する要請などを撤回したことを巡り、西村康稔経済再生担当相の辞任を要求する方針で一致した。

 立憲の安住淳国対委員長はこの後、自民党の森山裕国対委員長と会い、この方針を伝えた。森山氏は記者団に「野党から厳しい意見があったことを二階俊博幹事長に報告する」と述べた。

 安住氏は記者団に「責任閣僚は西村担当相だ。西村氏が先頭を切ってやって撤回したからといって、国民の信任は得られない。我が国のコロナ対策の司令塔にいることはふさわしくない」と述べた。【宮原健太】

毎日新聞
2021/7/14 12:01
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