今月7日に埼玉県で実施された東京オリンピックの聖火リレーで運営に関わったスタッフ2人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。

感染が確認されたのは、いずれも今月7日に埼玉県で実施された聖火リレーで運営に関わった大会組織委員会の業務委託先の2人です。

1人は今月5日に感染が確認された大会関係者の濃厚接触者にあたる50代の男性で、7日に聖火ランナーの送迎バスを運転していました。

翌日の8日に発症しましたがランナーに濃厚接触者はいないということです。

もう1人は7日に1人目とは別の聖火ランナーの送迎バスに乗っていた30代の男性で、2日後の9日に感染が確認されこちらもランナーに濃厚接触者はいないということです。

埼玉県での聖火リレーに関連して感染した人はこれで3人となり、3月に始まった聖火リレー全体で感染が確認されたのは16人となりました。

組織委員会は「関係機関と連携して感染拡大の抑止に努めるとともに安全で安心な聖火リレーの実施に向けて必要な対策を講じていきます」としています。

NHKニュース
2021年7月11日 21時27分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210711/k10013133871000.html