警視庁は2日、東京五輪・パラリンピックの警備のため秋田県警から派遣された20代の男性巡査長が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。全国の警察から五輪警備の応援に入った警察官の感染確認は初めて。巡査長は勤務中マスクをしており、一般市民に濃厚接触者はいない。滞在した施設は消毒を終えた。

 警視庁によると、巡査長は6月29日、東京に入り大田区内に宿泊。7月1日、応援に入っていない秋田県警の同僚の感染が判明したため、2日に医療機関で検査し陽性となった。無症状で隔離している。濃厚接触があった秋田からの応援警察官は陰性が確認されたという。

共同通信
2021/7/2 21:08
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