公明党の北側一雄副代表は17日の記者会見で、東京オリンピック・パラリンピックについて、「もうステージは変わっている。『オリパラはやる』ということだ」と述べ、開催が確実との見方を示した。

 北側氏は「個人的意見かもしれない」と前置きした上で、「この段になって『中止』『延期』と言うのではなく、これはもう、予定通り開催することを大前提に、いかに成功させるかだ」と述べ、感染対策や国民が安心する情報発信の重要性を強調した。

 また、英国での主要7カ国首脳会議(G7サミット)で各国が五輪開催を「支持」した点を挙げ、「ある意味、国際社会にオリパラを成功させると約束している。国の威信としてなんとしても成功させなければならない」とも指摘した。【木下訓明】

毎日新聞
2021/6/17 18:13
https://mainichi.jp/articles/20210617/k00/00m/010/194000c