平井卓也デジタル改革担当相が23日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜・午前7時半)にスタジオ生出演した。

 番組では、東京五輪パラリンピックの準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会と、大会組織委員会などによる合同会議が21日に最終日が行われ、終了後に記者会見したIOCのコーツ委員長は報道陣からの「五輪パラの開催期間中に緊急事態宣言が発令された場合に、大会は開催されるか」との質問に、「質問に対する答えはイエスだ」と断言したことを報じた。コーツ委員長は「ここまで5万4000人の選手が参加した430のイベントが安全に行われた。テスト大会は宣言下で行われ、成功裏に終えた」と主張した。

 平井氏は、東京五輪開催に「まず、この話は、国民の命と健康を守るっていうのが政府にとって一番大きい責務です。これは動かないことです」とした上で「その中でオリンピックを開催することは今、決まっているわけですから、どのような状況下であったとても国民の命と健康を守ることができるのであれば、そこを乗り越えて新しいパンデミック下でのオリンピックの開催というモデルを日本が初めて作ることができるのではないか、と私はそう思っています」と述べた。

スポーツ報知
5/23(日) 9:29配信
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