https://www.recordchina.co.jp/b876478-s25-c100-d0190.html


中国メディアの環球網は13日、韓国航空宇宙産業(KAI)が宣伝映像を公開して紹介した軍用輸送機の設計案に対し、米メディアから「日本のC-2と似た外観だ」との声が上がったと報じた。

記事によると、米メディアは「外観が日本のC-2、ウクライナのAn-178に似ている他は多くの情報が明かされなかった」と指摘。また、「韓国のこの輸送機は多用途の航空機だ」とし、貨物輸送以外にミサイルの搭載、給油機への改造なども可能だと紹介した。

記事はまた、韓国・聯合ニュースの先月の報道としてKAIの幹部が「将来の輸送、多用途機開発について防衛事業庁(DAPA)と共通認識に至っている」と表明したとし、韓国は国産輸送機で海外市場進出を目指していると伝えた。

記事によると、KAIは約1年前に「7年以内に国産輸送機の建造を完成させる」と宣言しており、「KAIにとって輸送機市場はこれまで足を踏み入れたことのない領域だが、韓国が持つ国内生産の潜在力は大きい。輸送機の技術は戦闘機より低いものの、そのメンテナンス市場では利益が見込める」との声があるという。(翻訳・編集/野谷)