鹿児島県霧島市は1日、東京五輪の聖火リレーで沿道の観客の整理を担当していた同市職員3人が、新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。

 同市では4月27日に聖火リレーを実施。3人はいずれも、沿道で観客が密集しないよう呼びかけるプラカードを持つ業務に当たっていた。リレー当日から同29日までの間に発症したという。3人はマスクを着用しており、同市は「沿道の市民らに濃厚接触者は確認されていない」としている。

 奄美市でも、同27日の聖火リレーで交通整理などを担当していた職員3人の感染が明らかになっている。

読売新聞
2021/05/04 13:27
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210502-OYT1T50197/