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2021/05/02(日) 12:38:20.14ID:CAP_USER9「中国駐日大使の孔鉉佑氏が昼食会を開いたのです。16日の菅総理訪米にぶつけるとは露骨ですが、いい取材の機会でもあるから、各社は招待に応じました」(全国紙政治部デスク)
会合では、大使館付きの一流シェフが焼き上げたステーキが供された。話題は当然、日米首脳会談に向かう。翌日に発表される予定の共同声明に、中国批判が盛り込まれることが既定路線とみられていたためだ。
だが孔大使は、会談については「危機感を持って注視しています」と多くを語ろうとしない。さらにウイグルの人種問題に話が及ぶと、「フェイクニュースだ」と不機嫌そうに切り捨てた。
その一方、流暢な日本語で滔々と語ったのは、ある政治家との関係だったという。
「河野太郎(行政改革担当大臣)さんです。『私は河野さんとは20年来の付き合いだ。下っ端の書記官だった時、訪中をアテンドしたのが懐かしい』『彼は総理になれますか? 』と、一転して上機嫌になった。ある社の幹部が『なれるんじゃないですか』と合いの手を入れると、破顔したといいます」(全国紙外信部デスク)
菅総理の「一世一代の大舞台」のウラで、わざわざ河野氏を「未来の総理」と持ち上げた孔大使の狙いは何だったのか。自民党ベテラン議員が言う。
「訪米前、菅総理は中国と太いパイプを持つ二階(俊博)幹事長のみならず、財界からも『中国を刺激しないでほしい』と要請されていました。それを受けて米側に働きかけていたのですが、バイデン大統領に蹴られてしまった。孔氏の話は、米側の説得に失敗した菅総理に対する当てつけでしょう」
中国からの強烈なメッセージを、菅総理はどう受け止めただろうか。
『週刊現代』2021年5月1・8日号より
5/2(日) 6:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ca7f32982723075b3f0a4252a8ecc2af45cb937