立憲民主党・枝野幸男代表

 今日も東京は、1週間前の数字を大きく超える数字だ。完全に東京はリバウンドに入っている状況だ。一足早く解除した大阪は、明確に第4波。知事も認めざるをえない状況に入っている。

 政府がなんら手を打たずに、ただ営業短縮と自粛だけを求めてきた。手を打っていないことに大きな問題、責任がある。

 我々は1年前から、検査を飛躍的に拡大させなければならないこと、単に自粛を求めるんじゃなくて、自粛をできるようにしっかりとした補償を行うこと、この二つを何度となく繰り返し申し上げてきた。

 この二つなく国民のみなさんにただお願いするだけでは、社会も暮らしも経済もめちゃくちゃになってしまう。これだけ1年にわたって言ってきて、変えることのない政府や知事に対しては、政治そのものを変えるしかない。(29日、党会合のあいさつで)

朝日新聞
2021年3月29日 20時06分
https://www.asahi.com/articles/ASP3Y6DSJP3YUTFK01K.html