吉村知事 国に改善策提言へ 飲食店従業員に絞りPCR検査を|NHK 関西のニュース
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210320/2000042746.html

03月20日 12時05分

大阪府の吉村知事は、国が大阪など緊急事態宣言が解除された地域で実施している症状のない人を対象にしたPCR検査について、現状ではモニタリング機能を果たしていないと指摘した上で、改善策として、飲食店の従業員に絞った形で実施するよう、国に提言する考えを示しました。

大阪府の吉村知事は20日午前、オンラインで開かれた、全国知事会の緊急対策本部の会合に出席しました。
この中で、吉村知事は、国が大阪など緊急事態宣言が解除された地域で実施している症状のない人を対象にしたPCR検査について、「結果が出るまで10日から2週間かかるほか、街を歩いている人に実施してもモニタリングにならない。改善が必要だ」と指摘しました。
その上で、吉村知事は「検査の対象を飲食店の従業員に絞ることを大きな方向性として提案したい。酒の提供を伴う飲食店やバー、カラオケなどの従業員の皆さんに協力をいただいた検査にすれば感染の防止策にもなる」と述べ、飲食店の従業員に絞った形で実施するよう、国に提言する考えを示しました。
このあと、吉村知事は記者団に対し、「飲食店や繁華街から感染が広がっていく傾向があるので、リスクが高いところに検査の母集団を絞ったほうがより効果なモニタリングになる。趣旨に賛同してくれる飲食店に協力を募ればかなりの母集団が確保できると思う」と述べました。

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