【コロナ】日本はなぜワクチン開発で欧米に太刀打ちできなかったのか? 医療関係者が指摘する「国の責任」★2
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1613957244/

■海外メーカーには「太刀打ちできない」

日本がこれほど遅れをとった理由は何なのか。
「ファイザーなど世界の巨大メーカーに比べ、日本のワクチンメーカーは極めて弱小で、太刀打ちできない」
とワクチン事情に詳しい東京都内の医療関係者は言う。

 国内のワクチンメーカーは現在、財団法人や研究所、中小の企業がほとんどだ。
米製薬大手が年間6000億〜7000億円の研究開発費を使っているのに対し、規模があまりに小さすぎ、
スピードに追いつけないという。

■製薬大手がワクチン開発に消極的になった理由

 そんな弱小メーカーばかりになった背景には「ワクチン開発に対する国の戦略の乏しさがある」
と多くの医療関係者は指摘する。

 日本政府は海外製ワクチンの活用には厳しい姿勢を示しながら、国内のワクチンメーカーには
補助金を出して守ってきた。
この「護送船団方式」が長く続いた結果、メーカーは世界の市場で戦える開発力や競争力を失い、
企業の再編も進まず、規模的にも差がついてしまった。