>>79
アメリカのトルーマン大統領は、すでにポツダム会談中の7月26日には、原爆投下の指示を出していました。

アメリカ国内ではこの頃、
「威圧目的なら投下する都市に事前通告した方がいいんじゃないか?」
とか、
「使用可能な事をアピールするだけなら人のいない所に落とせばいいじゃないか」
という意見も出ていたのですが、上層部は全て拒否。

まだ未知の爆弾のその効果を国内外に見せる必要があると判断し、
また開発側からの 人間にどの様な影響を与えるか 「実践データが欲しい」という声があったのです。

広島に投下して3日後の9日には、別タイプの原爆第2号が長崎に投下されるのです。

一瞬にして都市は完全な焼け野原となり、10万人以上の一般市民が死亡します。
原爆の威力は、
広島は1万5千トン、長崎は2万2千トンのダイナマイトを一挙に爆発させたのと同等のものでした。