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新型コロナウイルス対策の模範とも言われた台湾のネット掲示板PTTで、日本のコロナ対策が話題になっている。台湾メディアの聯合報が13日付で伝えた。

記事は、新型コロナが依然世界で猛威を振るっていることに言及し、「公衆衛生大国である日本でさえも、感染者増の苦境から逃れることはできていない」と指摘。これについて、PTT上であるユーザーが「私が見た限り、日本人は毎日マスクをしていて、気を緩めることもなかった。それに、衛生面にも非常に気を遣っている。でも、感染者は増え続けている」とし、「日本の一体どこに問題があるのだろうか?」と問いかけたことを紹介した。

これに対し、他のユーザーからは多数のコメントが寄せられ、「日本人は中国人に対する警戒が甘い。多くの観光地は中国の街と化している」「隔離政策が緩いと思う。マスクの問題ではない気がする」「市民の多くは公的な対策に関心が薄いので、協力が得られないのでは」「当初、中国人や韓国人の入国を制限しなかったから」「初めのころ、まだ東京五輪を開催できると訴えたかったから全面的な国境封鎖をしなかった。反応が遅すぎた」といった意見が並んだという。

このほか、「日本にいる友人いわく、日本の隔離政策は『仏系』(緩い)らしい」「居酒屋はまだいいけど、風俗店にもどんどん行ってるからね」「日本人はいまだにかぜ程度にしか思ってないんだよ」「単純に言って、SARS(重症急性呼吸器症候群)で死者が出ていない国は大ごととは思ってないんだと思う」「クルーズ船の乗客の“現地解散”からしておかしかった。今はこれでも国民は自制している方」といった見方も寄せられたと記事は伝えている。

13日に日本全国で確認された感染者は2388人、重傷者は583人で過去最多を更新した。(翻訳・編集/北田)