大阪府は27日、新型コロナウイルスの新規感染者が142人(前日比99人増)だったと発表した。府内では感染流行の「第2波」が襲った8月中旬並みの多さという。255人を記録した8月7日のピーク時から減少傾向にあったが、今月下旬からクラスター(感染者集団)発生が相次ぎ、増え始めているという。

 府感染症対策課によると、豊中市の医療機関で新たに24人のクラスターが出た他、これまでに発生していた大阪市の高齢者施設で8人、堺市の医療機関で1人、それぞれ増えた。

 142人の年代は10歳未満3人、10〜30代54人、40代以上85人。感染経路不明者は71人だった。【伊藤遥】

毎日新聞
2020年10月27日 21時21分
https://mainichi.jp/articles/20201027/k00/00m/040/299000c