「どこの組織でも、トップが人事を決めるのは当たり前。
学長人事も内閣が拒否できるのだ。それが憲法15条。」

「トップダウンの人事が「戦争への道だ」というのは逆。戦前の軍部が暴走
したのは、現場の将校がボトムアップで「統帥権の独立」を主張したからだ。
決定権者の不在こそ危険なのだ。」

「今回の事件以前に学術会議が「学問の自由」や「人事の独立」を求めた
ことはない。むしろ、独立性を高める改革を拒否して、人事介入を容認し、
「国営」の地位に固執した。それが科研費などの予算を配分する権威の
源泉だったからだ。」

「NHKも民営化すればいいのに国営化に近づいている。みんな本当は独立性
なんてほしくないのだ。国営のほうがえらそうで楽だから。」

(池田信夫 twitter)