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2020/09/20(日) 22:32:29.25ID:CAP_USER9資料は、普天間飛行場の名護市辺野古移設計画をめぐる設計変更の申請書。埋め立て予定の海域で見つかった軟弱地盤を改良するため、防衛省沖縄防衛局が今年4月、県に提出。9月8日から28日まで、3週間の縦覧が始まっている。
申請書によると、従来は埋め立て用に海砂約58万立方メートルを使う予定だった。しかし、新たな計画では、海砂を地盤改良材として4年間で約349万立方メートル使うとしている。また護岸工事にも着工後の6年間で約38万立方メートルを使用。全体量は変更前の7倍近い約386万立方メートルに上るという。申請書は海砂について「沖縄県内において本事業への必要量は確保できる」との想定を明記する。
海砂をめぐっては、関西空港や神戸空港の巨大埋め立て工事に供給してきた瀬戸内海で、沿岸各県が2006年までに採取を禁止している。大量の海砂が失われたことで海底地形や海流が変わり、小魚が生息する藻場が消失。小魚をエサにするタイやメバルも減って、漁業に影響が出たといわれている。
朝日新聞
2020/9/20 20:03
https://www.asahi.com/articles/ASN9N6GWCN9HTPOB008.html