立憲民主党と旧・国民民主党などが合流して新たにできる「立憲民主党」の枝野幸男代表は14日、新党の役員人事で幹事長に参院議員の福山哲郎・立憲幹事長(58)を、代表代行兼選対委員長に平野博文・国民幹事長を起用することを明らかにした。枝野氏が国会内で記者団の取材に応じた。

 10日にあった新党代表選では枝野幸男・立憲代表が新たな代表に選ばれており、新党は引き続き、「枝野・福山」執行部が維持されることになる。15日の党大会で正式に決定する。

 福山氏は17年10月、現在の立憲民主党を枝野氏が旗揚げして以来、幹事長として枝野氏を支えてきた。参院京都選挙区で当選4回。民主党政権では官房副長官を務めた。

 また、新党代表選で枝野氏に敗れた泉健太・国民政調会長は政調会長、安住淳・立憲国会対策委員長は、引き続き新党の国対委員長を務める見通し。

朝日新聞
2020/9/14 11:21
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