かけ声倒れになった「地方創生」のスローガン
日本の地方は戦後から高度成長期、そして平成に至るまで常に「ひと」を都会に供給し続けてきました。

この間、東京への一極集中を改め、地方の人口減少を押しとどめ、国土の均衡ある 発展を目指すという政策は何度も策定されました。かつて田中角栄が自らの著書『日本列島改造論』で唱えたのも、地方経済を豊かにするために全国に高速道路や新幹線を整備していこうというものでした

ところが最近では地方創生というスローガンは、国会でもメディアでもあたかもど こかに忘れ去られてしまったかのような扱いとなり、いつのまにか「一億総活躍社会」にその名を変え、2017年10月の総選挙後は、「働き方改革」「生産性革命」へと猫の目のように政策が変わる中、地方創生は日陰者扱いになりつつあるというのが現状です。

https://gentosha-go.com/articles/-/28683
地方創生の失敗…安っぽい「ゆるキャラ」とB級グルメの氾濫
牧野 知弘2020.9.3

参考)
https://www.asahi.com/articles/ASMBT3V69MBTULFA00S.html?iref=pc_ss_date
北村大臣「責任取る、は一般論」 質問漏洩巡る発言釈明 2019年10月25日

https://hbol.jp/203053?cx_clicks_art_mdl=3_title
北村地方創生相が「犠牲に」と切り捨てた石木ダム水没地区住民、涙の訴えも長崎県知事には届かず 2019.10.03

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261801
ようやく初入閣…北村地方創生相の“髪型”に秘められた事情 2019/09/14

https://lite-ra.com/2017/07/post-3309.html
加計問題でデタラメ答弁繰り返す山本幸三地方創生相が“お友だち”のインサイダー取引事件で証券監視委幹部に圧力! 2017.07.11