立憲民主党と国民民主党の合流新党への入党の受け付けが3日、締め切られた。朝日新聞の取材によると、現時点では149人が届け出ている。衆院は100人を超える見込み。2017年に分裂した旧民進党とほぼ同規模に回復した形で、新たな野党第1党として「政権交代」を目指して船出する。

 入党届の正式な受理件数は4日に公表される。朝日新聞の3日時点の集計では、立憲は89人のうち88人、国民は62人のうち40人が参加する見通し。野田佳彦前首相と岡田克也元外相がそれぞれ率いるグループからは計16人、そのほかの無所属議員が数人加わるとみられる。

 新党は、16年に旧民主党と旧維新の党が合流した旧民進党(結党時156人)に匹敵する規模で、衆院では旧民進の96人を上まわりそうだ。元自民で無所属の中村喜四郎元建設相や、12年に政権政党だった旧民主党を離党した小沢一郎衆院議員らも参加する。

 党名は10日の代表選で投票で…

朝日新聞
2020/9/3 20:00
https://www.asahi.com/articles/ASN936HTPN93UTFK017.html