立憲民主党との合流について、国民民主党が分党の方針を表明したことを受け、連合は幹部による会合を開き、傘下の労働組合出身議員に一致して立憲側に合流するよう求める方針を確認しました。

 「三役会で確認した内容は(組織内議員が)一つの大きなかたまりの中で、私どもの政策をしっかり主張し、実現することに向けて力を奮って欲しいというのが、申し合わせの最もコアな内容」(連合 神津会長)

 連合の神津会長は「今後の政策実現に向けて一枚岩の対応が極めて重要」と強調。傘下の労働組合出身議員に対し、立憲側に一致して合流するよう求めました。

 一方、11日に国民民主党の玉木代表が表明した分党方針をめぐっては、党の幹部が「役員会として了承していない」と発言するなど、党内で混乱も指摘されています。これについて玉木氏は12日、「きのうの役員会で決は採っていないが、反対意見は出なかった。明確に了承は得ている」などと説明しました。また、国民民主党の山尾志桜里衆議院議員は合流には参加しない考えを明らかにしました。

TBS NEWS
12日 20時06分
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4051640.html