立憲民主党など野党側は、新型コロナウイルスの感染拡大や豪雨災害への対応など国会で審議すべき課題が山積しているとして、30日に党首会談を行ったうえで、31日にも憲法の規定に基づいて臨時国会の召集を求めることにしています。

立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党の野党4党の党首らは、29日夜、大島衆議院議長と議長公邸で会食しました。

この中で、党首らからは新型コロナウイルスの感染拡大や豪雨災害への対応など、国会で審議すべき課題が山積しているとして、早期に臨時国会を召集すべきだという意見が相次ぎました。

立憲民主党など野党側は30日に党首会談を行って、憲法53条の規定に基づいて臨時国会の召集を求めることを決める方針で、31日にも大島議長に対し、召集の要求書を提出することにしています。

これに対し、政府・与党内では、自民党の森山国会対策委員長が「臨時国会で何の審議をするのかがまだ定かではない」と述べるなど、早期の召集には否定的な意見もあり、協議が行われる見通しです。

NHKニュース
2020年7月30日 4時04分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200730/k10012540211000.html