政府がキャッシュレス決済の普及を図る中、豪雨で球磨川が氾濫した熊本県人吉市では、停電と通信障害で一時現金しか利用できなくなり「いつでも使えて安心」と現金の利点や必要性を評価する声が上がった。西日本豪雨などでも同様の問題が起き、脆弱性が改めて浮き彫りになった。政府は災害時を想定した実証実験に予算を計上、対策に乗り出した。
 人吉市内のあるコンビニエンスストアは浸水を免れたが、4日から3日間停電。クレジットカードや電子マネーが使えず、現金を持たない客は買い物を断念せざるを得なくなった。
 30代の男性店長は「災害時は、やはり現金が安心だと感じた」と話す。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/43583?rct=national
キャッシュレス普及、停電で痛手 豪雨被災、国が対策乗り出す
2020年7月19日 18時51分 (共同通信)

参考)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61654950X10C20A7MM8000/
行政デジタル化へ集中改革 骨太方針決定

https://hbol.jp/223921
キャッシュレスポイント事業終了という名の「ダメ押し増税」。いま日本経済に本当に必要なのは「希望と期待」