沖縄県は11日夜、7月7〜11日に在沖米軍基地内で確認された新型コロナウイルスの感染者を61人だと公表した。このうち11日に45人の新規感染者が確認されている。

 61人の内訳は普天間飛行場が38人、キャンプ・ハンセンが23人。

 県はこれまで米軍の了解が得られていないとして非公表にしていた。玉城デニー知事が11日午後7時ごろ、ステーシー・クラーディー在沖米四軍調整官と電話会談し、公表の了解を得た。県によると、クラーディー氏は「県が公表することは妨げない。例え公表したとしても、報告は続けたい」と答えたという。
【琉球新報電子版】

琉球新報
2020年7月11日 22:10
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