山本氏が獲得したのは65万7277票で、小池百合子都知事の366万1371票の2割に満たなかった。
ちなみに、2013年の参議院選で山本氏が獲得したのは66万6684票。「66万票の壁」を破ることはできなかったということになる。

しかも立憲民主党や共産党、社民党が推薦する宇都宮健児氏にも及ばなかった。
宇都宮氏は2012年の都知事選で96万8960票、2014年には98万2594票を獲得。だが野党統一候補となった今回の都知事選では84万4151票しか得ていない。

無党派層に不人気
NHKの出口調査によれば、全体の42%を占める無党派層のうち、小池知事は50%余りを得たのに対し、
山本氏が得たのは宇都宮氏より少なく、日本維新の会が推薦した小野泰輔氏とほぼ同じだった。
たとえ熊本県副知事を8年間務め、“くまモン”をプロデュースした実績があるとはいえ、小野氏は東京ではほとんど無名だったが、
その小野氏は61万2530票を獲得。

昨年の参議院選の勢いは見えず
一定数以上の人が山本氏の演説を聞きにやってきた。しかし昨年の参議院選に比べ、その数はかなり減っていたのだ。
たとえば新宿駅小田急前だが、以前なら構内にも多数の聴衆が集まり、山本氏の演説に聞き入っていた。だが今回は違う。
山本氏の前には人が集まるが、その輪が広がらなかった。

底が見えたバラマキ政策
なぜ山本氏が伸びなかったのか。ひとつはバラマキ政策への疑問だろう。
「東京都は20兆円の都債を発行しても大丈夫だと総務省は言った」と山本氏は主張するが、
それは現時点での判断であり、少子化が急速に進む東京都が将来の償還に耐えられるのか。
しかも新型コロナウイルス感染症との闘いはいつ終わるかわらないのに、都知事1期で15兆円もの都債を発行するのか。

女性が支持せず
NHKの出口調査では山本氏に対する女性の支持は高くなかった。
「コロナ禍で困窮している人を救いたい」という山本氏の主張は本気に違いないが、現実的ではない提案の裏にあるものを、
女性は敏感に嗅ぎとるからだろう。山本氏が狙うのは国政で、都知事選はそのためのステップにすぎない。
それを知る有権者が多かったことが、今回の結果に繋がっているといえる。

http://iup.2ch-library.com/i/i020759922915874211292.jpg
一部引用
https://news.yahoo.co.jp/byline/azumiakiko/20200707-00186946/

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