最近のAIがらみのソフトウェアの多くは、出来合いのパターン認識技術と推論エンジンを組み合わせただけの代物。
それを何に応用するか(どんなアプリケーションにするか)というアイデア勝負になってる。

こんなもん、ゲームソフトと同じで、数年でいくらでも勢力図が変わる。
発想力豊かな人材が、ポンと出てくるかどうかの差だよ。
しかも、画期的なものを作っても、あっという間にパチモンやパクリのアプリが蔓延する。

一方、スパコンはハードの世界。(それを回すためのソフト(コンパイラやインタプリタのようなレベル)も重要だが)
モノツクリの基礎体力が無ければ無理。
これは一朝一夕には身につかない。

情報処理に疎い奴は「ハードよりソフトが大事」何ぞとシッタカをするが、
現実は、インテルや任天堂やアップルのようにハードを開発した会社、
あるいはマイクロソフトやオラクルのように、ハードと直結した基本ソフトや基盤ソフトを作る会社が強く、
業界をリードする。