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2020/05/03(日) 14:29:31.64ID:XRy3NCS99地検は、夫妻側が参院選の公示前に票の取りまとめを頼む趣旨で議員らに現金を渡したとの見方を強め、3月下旬に県議や市議の一斉聴取を開始した。関係者によると、一部の議員らは現金の授受を認め、「30万円を受け取った。参院選の応援を頼む趣旨の金だと思った」「違法性は認識していた」などと説明。調書の作成にも応じたという。
一方で地検は4月9日以降、参院選で案里氏を支援した桧山俊宏元県議会議長(75)ら同党の現職県議4人の自宅や事務所などを次々に家宅捜索。同28日には、うち3人の県議会棟の議員控室にも入った。広島市議会の平野博昭元議長(78)や安芸高田市の浜田一義前市長(76)を含め、中国新聞の取材で同30日までに8人の関係先を捜索したことが分かっている。地元政界に影響力を持つ重鎮が含まれ、同党関係者は「地検は本気だ。どこまで立件するのだろうか」と注視する。
家宅捜索を受けた8人は現金の授受はないなどとして疑惑を一貫して否定しているという。自宅や後援会の事務所、県議会の控室の捜索を受けた桧山氏は同30日、取材に対し「現金の授受はない」とあらためて強調した。
検察幹部は「必要な捜査を粛々と進めるだけだ」とするが、家宅捜索でさらなる証拠を集め、捜査を進展させたい狙いがあるとみられる。
参院選広島選挙区では案里氏のほか、同党現職の溝手顕正氏と無所属現職の森本真治氏との激戦となり、溝手氏が落選した。党本部は公示前、夫妻側に溝手氏側の10倍の1億5千万円の資金を投入していた。地検はこれらが議員らに渡す現金の原資になった可能性もあるとみて、資金の流れを捜査しているとみられる。
中国新聞
5/3(日) 6:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200503-00010000-chugoku-soci