大阪府泉南市の梶本茂躾市議(72)=無所属=が新型コロナの感染者を「高齢者にとっては殺人鬼に見える」などと自身のフェイスブックに投稿した問題で、梶本市議は24日、市議会の各派代表者会議に出席し「配慮のない言葉を使ったことを反省している」と謝罪した。

 梶本市議は、市で初めて確認された感染者が女子高生だったことで、行動力のある若者に外出自粛を訴えたかったとして「中傷するつもりはなかった」と釈明。議員活動は「高齢者を守るために続けていきたい」との意向を示した。市議会は今後、辞職勧告決議案を提出する方針を決めた。

 梶本市議は投稿を批判され、掲載内容を削除した。(共同)

毎日新聞
2020年4月24日 22時12分
https://mainichi.jp/articles/20200424/k00/00m/040/267000c