愛知県豊橋市は2日、友好都市の中国・江蘇省南通市からマスク2万枚と防護服3000セットが寄贈されると明らかにした。

南通市から準備が整い次第発送するとの連絡があったという。豊橋市は2月に新型コロナウイルス感染が拡大していた南通市の支援要請を受けてマスク1万枚などを贈っており、その返礼となる。

豊橋市によると、マスク15万枚を備蓄していたが、既に市内の医療機関に8万枚を配布しており、マスク不足に陥る懸念があった。2月27日に南通市から「感染が終息してきたので、必要な物資があれば遠慮なく要望してほしい」とのメールがあり、3月30日に支援を要請した。

中国からのマスク返礼を巡っては、2月に江蘇省無錫市新呉区へマスク4500枚などを贈った愛知県豊川市に、同区から3月に5万枚が届いたケースがある。(共同)

日刊スポーツ
2020年04月02日11時33分
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