国際オリンピック委員会(IOC)委員のヘーリー・ウィッケンハイザー氏が新型コロナウイルスの感染拡大を受けてもIOCなどが東京五輪を予定通り開催するとの姿勢をあらためて批判した。「大会を7月に開催するという主張は第一に世界の人々に、第二に準備する選手に危害を加える行為としか思えない」と断じた。ロイター通信が19日に伝えた。

 カナダのアイスホッケー女子で4度の五輪金メダルに輝いた経験から「五輪には可能な限りトレーニングをできる状況で、最高の精神状態で行きたい。多くの選手はそれを望めない」と話した。(共同)

共同通信
2020/3/20 10:54 (JST)
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