https://anonymous-post.mobi/archives/21048
日本、コロナ理由に韓国水産物の輸入を封鎖

日本の下関港の船社が「コロナ19」を理由に、冷凍車を利用した韓国からの水産物の輸入を封鎖した。韓国の中小水産物の輸出業界のほとんどは冷凍車を船舶に乗せて水産物を輸出しており、韓国の水産物輸出が大きな打撃を受けている。業界では政府が積極的に対応しなければならないという指摘が出ているが、関係部処は「民間レベルの問題」だと消極的な態度で一貫している。

4日の関連業界によると、対日水産物輸出の主要な港である日本の下関港と釜山を運航する唯一の船会社「釜関フェリー」が最近、韓国からの船舶冷凍車の出荷を14日まで停止させた。このことから、韓国水産業界は福岡と大阪港などに物量を迂回しているが、これらの港もコロナ19の状況に応じては冷凍車を止める方策を検討しており、水産業界の悩みは深まっている。韓国水産業界はマグロをはじめとする水産物を、コンテナまたは冷凍車に載せた後、これを船舶を利用して日本に輸出する。コンテナは20トン(マグロ基準)以上のみを送ることから物量を埋めるために時間がかかり、手続きが複雑で中小の輸出企業はほとんど「トラック複合一貫輸送」という方式を利用する。「トラック複合一貫輸送」は貨物をトラックに乗せた状態で、車両を交換せずに船で出荷して輸送する方式だが、運転手がトラックを運転しなければならないことから感染の危険があるということだ。水産業界は憂慮しているが、政府の関係部処は「現在までは国家レベルで対応する問題ではないと思われる」と距離を置いている。

海洋水産部の関係者は最近、相次ぐ措置は日本政府の公式の規制ではなく、民間レベルの問題に思えると回答した。この関係者は「日本政府ではなく、下関に向かって行くのは民間のフェリー社からの貨物のみを扱い、人は入ってこれないように措置したと聞いている」とし、「福岡は今でも可能なので、政府次元で対応することは検討していない」と答えた。

産業通商資源部の関係者は、「まだ特定の課でこの問題について対応したり、把握してはいない」と答えた。流通業界では「半額マグロ」など、コロナ19で輸出の道がふさがった漁民を支援するイベントを進めている。 イーマートは11日までに遠洋産の盛り合わせマグロを従来よい50%以上も安く販売する。新世界デパートは8日まで、全国の店舗で済州と全羅南道莞島産の水産物を最大30%割引で販売する。
[キム・ギヂョン記者/オ・チャンヂョン記者/カン・インソン記者]

http://japan.mk.co.kr/view.php?category=30600004&;year=2020&idx=10821

(略)