新型コロナウイルスの感染拡大による金融市場の動揺を抑えるため、日銀は6日、今月2日に続いて数多くの株式をまとめてつくるETF=上場投資信託を1000億円余り買い入れたと発表しました。

日銀は今月2日黒田総裁の談話を発表し、金融市場の不安定な動きを抑えるため、市場に潤沢な資金を供給することを打ち出しました。

この談話に基づいて、日銀は6日、市場からETF=上場投資信託を1000億円余り買い入れたと発表しました。買い入れ額は今月2日に続いて過去最大規模になります。

市場関係者は「日銀による買い入れは一定の効果があったとみているが、日経平均株価の終値はことしの最安値まで下がった。投資家の先行きへの懸念は根強い」と話しています。

NHKニュース
2020年3月6日 19時35分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200306/amp/k10012317981000.html