https://special.sankei.com/a/politics/article/20200212/0002.html
 主要野党の国会対策を一手に切り回してきた立憲民主党の安住淳国対委員長の求心力に陰りが出てきた。安倍晋三首相主催の「桜を見る会」などの追及を優先する姿勢や、新聞各紙に「くず0点」といった論評を添え国会内に張り出したことに、身内から不満が噴出した。旗振り役だった国民民主党との合流が不調に終わり、後ろ盾の枝野幸男代表との関係にも影響が出始めている。(千田恒弥)

 「北村誠吾地方創生担当相が今の状態でポストに座る限り、衆院内閣委員会での法案審議は無理だろう。(進退は)政府が考えればいい」

 安住氏は12日の野党国対委員長会談後、記者団にこう語り、国会で不安定な答弁を繰り返す北村氏の更迭を求めた。