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英政府は4日、新型肺炎の感染拡大を受け、「あなたがもし中国にいて出国できるのなら、そうすべきだ」
とする英国民向けの勧告を発表した。

従来の勧告よりも踏み込んだ内容で、中国本土からの「退避」を促している。

ラーブ外相は「英国民の安全確保は常にわれわれの最優先事項だ。ウイルスにさらされるリスクを最小限にするためだ」と説明した。

英政府は勧告で、英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズなどが中国便の運航停止を決めたことを指摘。
「まだ運航している航空会社もあるが、今後数週間のうちに出国手段がさらに狭まる可能性がある」と注意を促した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020020401303&;g=int

英、自国民に中国本土からの退去を勧告 新型肺炎拡大で
2020年2月4日 22:57 (2020年2月5日 2:15 更新)

【ロンドン=佐竹実】新型コロナウイルスの感染拡大を受け、英外務省は4日、中国本土にいる英国民に対してできる限り退去するよう勧告を出した。必要でない限り渡航を控えることも改めて求めた。同省は中国に駐在する大使館員も一部を残し退避させている。約3万人の英国民が中国に居住しており、感染拡大を未然に防ぐ。

同省が今回勧告を出したのは中国本土が対象で、香港やマカオは含まない。「もし中国にいて出国できるのであればそうすべきだ。高齢者や治療中の人はリスクが高い」とした。運休を決めた民間航空会社があることにも触れ、今後数週間で出国手段がさらに少なくなる可能性も指摘した。

英政府は1月末にチャーター機で中国から英国民を避難させている。ラーブ外相は「国民がウイルスにさらされるリスクを最小限にする。湖北省から退避したい英国民がいれば支援を続ける」として必要があれば対応を取る考えを示した。

同省はこれまでも、発生地である湖北省への渡航中止を勧告したほか、他の中国本土の地域にも必要でない限り渡航しないことを求めてきた。英政府は、武漢と重慶の総領事館を閉鎖。1月31日から、その他地域を含む中国の大使館や総領事館から大使館員や家族を避難させている。

英国では、2人の新型肺炎の感染が確認され、保健省などが対応にあたっている。英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は2月末まで中国の北京、上海とロンドンを結ぶ直行便の運航を見合わせると発表している。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55263380U0A200C2EAF000/

(略)