磁気ネックレスの預託商法などを展開し、巨額の負債を抱えて破綻した「ジャパンライフ」(東京)の被害弁護団は28日、2015年の首相主催「桜を見る会」に同社の山口隆祥元会長が招待された疑惑を巡り、安倍晋三首相と政府に対し被害者への謝罪を求める声明を出した。

 この日、東京都内であった山口元会長と娘のひろみ元社長の第1回債権者集会後、明らかにした。

 同社は山口元会長の招待状を勧誘活動に利用しており、声明では「それにより、多くの被害者がジャパンライフを信頼できる会社と誤解した」とし、安倍首相や政府が個人情報を理由に招待の有無や経緯を明らかにしないことを批判した。

共同通信
2020/1/28 17:34 (JST)
https://this.kiji.is/594808101180572769