国民民主党佐賀県連の原口一博代表は25日、同党と立憲民主党の合流協議が先送りとなったことについて、「阻害要因は我が党にある。これでは自民党を利するだけだ」と語り、国民内で信頼関係を構築できなかったことが要因との見方を示した。佐賀市での会合後、報道陣の取材に答えた。

 協議は21日、国民の継続要求を立民が拒否。党名や人事、原発政策などの合流条件を巡り、両党の溝が埋まらなかった。

 早期の合流実現を訴えてきた原口氏は「(国民内の)後ろから鉄砲を撃つ者もいる。メンツや恩しゅうにとらわれてはいけない」と危機感をあらわにした。

 その上で、「早期の結集に向け、再加速できるように頑張りたい」と改めて強調し、今後、党の執行役員会などで働きかけを強める考えを示した。

読売新聞
2020/01/26 13:16
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200126-OYT1T50089/