https://anonymous-post.mobi/archives/17665
イラン攻撃は倉庫などに限定 人的被害避けたか 衛星写真を分析

イランによる弾道ミサイルの標的となったイラク西部の基地の最新の衛星写真を分析したところ、軍用機の格納庫や倉庫などがピンポイントで破壊されていることがわかりました。
アメリカ軍に大規模な人的被害が出ないよう、標的を慎重に選んだことがうかがえます。

NHKはイランの弾道ミサイルによる攻撃を受けた、イラク西部にあるアサド空軍基地を、攻撃後の8日午前11時ごろ撮影した最新の衛星写真を入手しました。

アメリカにあるミドルベリー国際大学院モントレー校の専門家グループが分析したところ、基地の周辺には攻撃を受けたと見られる場所が少なくとも7か所ありました。

このうち、駐機スペースには先月30日の写真では軍用機の格納庫と見られる5つのテントのような施設が並んでいましたが、8日には両端の2つを残して中央の3つの施設が壊されているのがわかります。

また、滑走路の上にも今月30日にはなかった大きなくぼみが確認できます。

このほかに攻撃されたとみられる場所も、格納庫や倉庫などに限定されており、イランが、基地に駐留するアメリカ軍に大規模な人的被害が出ないよう標的を慎重に選んだことがうかがえます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200109/k10012239501000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200109/K10012239501_2001090633_2001090641_01_02.jpg

イラン、報復後に米へ書簡 反撃なければ攻撃せず

 イラン革命防衛隊が8日にイラクの米軍駐留基地を弾道ミサイルで攻撃した直後、イラン政府がトランプ米政権に対して自制を求める書簡を送っていたことが8日、分かった。
米国がイランに反撃しなければ、イランは対米攻撃を継続しないという内容で、米国に「理性的な行動」を要請していた。イラン政府筋が共同通信に明らかにした。

 米国の利益代表を務めるスイスを通じ米国に送付された。イランが、イラクの米軍駐留基地へのミサイル攻撃という武力行使で国際社会に衝撃を与える一方、
米国との本格的な紛争勃発を回避しようと裏で働き掛けていた実態が明らかになった。

https://www.sankei.com/world/news/200109/wor2001090012-n1.html

(略)