【ベイルート共同】保釈中だった前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)がレバノンに逃亡した事件で、米国などの警備会社2社が関与し、被告は楽器の箱に潜んで住宅を脱出、出国検査も通過して自家用ジェット機に運び込ませ出国した疑いの強いことが2日、関係者の証言で明らかになった。ロイター通信は情報筋の話として、逃亡は3カ月前から計画されていたと伝えた。

 東京地検は2日、保釈条件で指定されていた東京都港区の住宅を捜索。入管難民法違反とみて警察などと捜査に乗り出した。また、経由地トルコの司法当局は、逃亡時に出入国手続きを行わなかったとして操縦士ら7人を拘束した。

共同通信
2020/1/2 21:32 (JST)
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