自民党の石破元幹事長は、「ポスト安倍」について「その任に堪えられないと言える立場ではない」と述べ、重ねて意欲を示しました。

地元鳥取市で新年を迎えた石破元幹事長は、元日の未明に記者団の取材に応じ「ポスト安倍」について、「34年も国会議員をやり、いろんな役職を務めてきたが、その任には堪えられないと言える立場ではない。国民の期待に応えられる人間になれるかどうか、みずからに問いかけ、少しでも前に進む年にしたい」と述べ、重ねて意欲を示しました。

また、党内での支持拡大について「こちらから語りかけなければ、応えてもらえない。国家とは何か、自民党とは何か、真剣に語る機会を増やしていきたい」と述べ、積極的に取り組む考えを示しました。

一方、石破氏は、IR・統合型リゾート施設の事業をめぐって秋元司衆議院議員が逮捕された汚職事件に関連し「国会審議を通じて、明らかにすべきことは明らかにしなければならない。予算審議もきちんとやり、国民の疑念も払拭(ふっしょく)する、両方の機能を国会が果たすべきだ」と述べました。

NHKニュース
2020年1月1日 12時13分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200101/amp/k10012233381000.html