https://anonymous-post.mobi/archives/16683
民主平和統一諮問会議の副議長で韓国統一部(省に相当)長官などを歴任した丁世鉉(チョン・セヒョン)氏は9日「北朝鮮はクリスマスに大陸間弾道ミサイル(ICBM)を固体燃料を使って発射する場面を見せるだろう」と予想した。

丁氏はあるラジオ番組で「核保有を既成事実化し、核保有国・ミサイル強国による軍縮会談は可能だが、(自分たちだけが)核をなくす会談にはこれ以上応じないという意味だ」とした上で上記のように述べた。

丁氏は「(北朝鮮は)核爆弾もICBMもいずれも持つ米国、ロシア、中国、北朝鮮だけによる東北アジアでの核軍縮交渉を提案する可能性も考えられる」「北朝鮮は米国に『12月に計算法を見直せ』と要求したが、(米国は)クリスマスまで見直さないとすでに考えているようだ」などの見方も示した。

丁氏は北朝鮮が一方的に対話の期限とした「年末」について「『最高尊厳』の言葉は取り消すことができない。トランプ大統領は言葉を変えてもよいが、独裁権力における最高尊厳の言葉はひっくり返せない」「(トランプ大統領に)文化の違いに対する理解がないことが戦略失敗の原因だ」などと指摘した。

「最高尊厳」とは北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長のことだ。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/10/2019121080017.html

(略)