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「桜を見る会」をめぐる追及が続く中、3日後に会期末を迎える国会では、野党の党首が会談し、安倍内閣への不信任決議案の提出を準備することなどで一致した。

立憲民主党・枝野代表は「説明責任を果たせと辞めていった大臣に言いながら、自分は一切、国会での説明をしない。安倍総理、会期を延長して、じっくりと説明していただくということが必要」と述べた。

野党党首会談では、「桜を見る会」をめぐって安倍首相が説明責任を果たしていないとして、審議を続けるために国会の会期を40日間延長するよう要求する方針を確認した。

ただ、与党が「延長する理由がない」と拒否していることをふまえ、内閣不信任決議案の提出も準備し、会期末の9日に最終判断する方針で一致した。

また、終了後に立憲民主党の枝野代表は、次の総選挙で政権を奪取するために、国民民主党や社民党などの党首らに合流を呼びかけた。

枝野代表は「立憲民主党とともに戦っていただけるよう、お呼びかけをいたします」と述べた。

さらに枝野代表は、「桜を見る会」をめぐる疑惑を隠すための解散総選挙は十分にありうるとして、野党で協力を進める考えを強調した。