https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191202/k10012199361000.html
中東地域への自衛隊派遣について、共産党の小池書記局長は、自衛隊が武力を行使する危険性が大きくなり反対だとしたうえで、国会で議論するよう求める考えを示しました。
政府は、中東地域への自衛隊派遣について、アフリカ東部のジブチを拠点に海賊対策にあたっている哨戒機1機と日本から新たに向かわせる護衛艦1隻の派遣を今月中に閣議決定する方向で調整しています。

これについて、共産党の小池書記局長は記者会見で「自衛隊が武力行使をする危険性がますます大きくなり、断じて派遣すべきではない」と述べました。

そして、外交努力によって緊張緩和に努めるべきだとしたうえで「なし崩し的に自衛隊の海外への活動が拡大していくことになり、国会で審議せず進めることは論外中の論外だ」と述べ、国会で議論するよう求める考えを示しました。