29日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)で首相主催の「桜を見る会」で噴出する問題を特集した。

 番組では、野党の追及本部の会合でマルチ商法を展開していた「ジャパンライフ」の元会長が招待されていたとされる問題で、招待状の受付票に記載されている「60」の番号が、安倍首相の招待枠ではないかとして、確認するよう求めたことを伝えた。

 この質問に内閣府の大臣官房酒田元洋総務課長が「60番が何かということにつきましてはなかなか現状判断する材料がない」などと答弁している姿を放送した。

 こうした官僚の姿に司会の羽鳥慎一アナウンサーは「説明している人がかわいそうじゃないですか」と漏らすと、コメンテーターでタレントの長嶋一茂も「本当そうだね」と応じ、羽鳥アナは「あの人もなんでオレこんな説明しているんだろうって思いながら説明してるんじゃないですかね」とし「いいようがないですよね。この方一番つらいんじゃないですかね」と指摘した。これに一茂も「こんな対応するために官僚になったわけじゃないと思うよね」と応じた。

 この2人の意見にコメンテーターで同局の玉川徹氏は「ご奉公し尽くせば、その後がいい道があると思ってやってんじゃないの。全然かわいそうだとは思わないですよ」と反論した。羽鳥アナは「本当ですか?オレはかわいそうだと思うな」と返したが玉川氏は「誰のための官僚なんだ。公僕ってなんだって。政権に対してあることをないように言う事が彼らの仕事じゃないんですよ。いったい誰の公僕なんだって。もう1回そこを考え直して欲しい、官僚にも」とコメントしていた。

スポーツ報知
11/29(金) 8:48配信
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