内閣府に設置された「皇位継承式典事務局」によれば、
「舞台スペース(平成度の実績:220席分)を除いて約900名の正餐が行える宴会場を有する」
「元首など各国要人をもてなすため、非常に高いレベルの接客及び充実した設備・ノウハウを兼ね備えている」
「前日も使用可能」「23日に大きなイベントがないこと」の4点が選定理由だという。
 『これくらいの条件ならば、帝国ホテルの「孔雀の間」やホテルオ−クラの「平安の間」は
「鶴の間」と同規模の宴会場であるし』、いろいろ候補にあがりそうなものだが、
しかし〈『事務局において調査した結果』、選定のポイント1〜4までの全ての項目をクリアしたホテルは、
「ホテルニューオータニ」のみ〉と結論づけたのだ。
 『入札もおこなわず、不透明な選定によって予算総額1億7200万円もの税金が使われる宴会がニューオータニに決定していた……』。