立憲民主党の福山哲郎幹事長は28日、大学入学共通テストの英語で導入される民間検定試験に関し「(経済事情などの)身の丈に合わせて頑張ってもらえれば」と発言した萩生田光一文部科学相を厳しく批判した。「大臣の資質にあらず。こうした人を文科相に置いておくことは許し難い」と述べた。

 同時に「国会でしっかりと萩生田氏に発言の真意を問いただす」とも語り、国会審議を通じて閣僚の資質を厳しく追及する方針だ。国会内で記者団の質問に答えた。
 与党側は30日に衆院文科委員会の開催を求めているが、同委の野党筆頭理事を務める立民の川内博史衆院議員は統一会派の合同会合で、今後の審議日程について「白紙だ」と語り、現時点で与党側の求めに応じるのは難しいとの認識を示した。

産経新聞
https://www.sankei.com/politics/amp/191028/plt1910280019-a.html